現時点では、全国的に感染の蔓延期に入っている可能性が高く、医療機関でも蔓延期医療への対応が必要な時期に入っていると考えられます。
今後は重症者を見逃さずに、適切に入院治療を行う、院内感染を防ぎ感染の拡大を防ぐことが重要であると考えます。
このことはインフルエンザに対する対応と同様です。
当院では以前より院内感染防止に力を入れており、個室化による患者さん同士の接触を防ぐ、土足化によりウイルス・菌の付着防止に取り組んでおります。
- ①可能な限り個室で診療、薬剤の受け渡し、会計を完結し、できるだけ患者間の接触を避けるようにしております。
- ②個室の換気、消毒を徹底しておりますので、入室に時間をいただく場合があります。
- ③状況によっては、車でお待ちいただいて、順番になればお呼びするようにしております。
診察室へ入られる方は、最小限の人数でお願いいたします。 - ④喘息、便秘、アトピー、舌下免疫、成長ホルモン、花粉症の定期診察の患者さんについては、症状が安定しており、薬剤の変更なしで大丈夫なら当面の間親御さんのみの受診、または長期処方で対応させていただきます。
受診される皆様には、可能な限り、マスクの着用をお願いします。
基本的にはコロナウイルス感染症はインフルエンザと同様の疾患です。
基礎疾患のあるかたや、高齢者にとってはあらゆる感染症は重症化のリスクはあります。
コロナウイルスに関しては、情報が少ないため、まだわかっていないことがあるので、通常より細心の注意が必要になっております。
一番重要なのは重症化の防止であり、それはコロナウイルスに限らず、どの疾患でもその点については変わらないので、従来の診療と大きくは変わりません。
皆様にはご迷惑をお掛けする点がございますが、なにとぞご理解のほどよろしくお願いいたします。