クリニック診療予約について(令和4年7月27日)

最近、診療予約が早い段階で中止になることが多くなっており、患者様には大変ご迷惑をおかけしております。
その理由の一つに、コロナの検査希望者が多くなっております、また発熱外来の診療の際に、防護服、マスク、手袋、シールドの脱着、陽性患者さんの診察室の換気、消毒などに時間を要するために以前ほど多くの患者さんを診察できなくなっていることもあります。

また、クリニックは検査所ではないので、診察に来られた患者さんには診察を行い、説明を行い必要な薬剤を処方する場所ですので、一人一人の診察に時間がかかります。また低年齢の小児においては熱の長い児、呼吸状態が不安定な児も多く、RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、アデノウイルス、胃腸炎などいろんな感染症との鑑別が必要になってきております。

また、当クリニックでは開院時より発達外来(学習や対人関係、日常生活・社会生活に何らかの支障をきたして困っている)を行っております。
どうしても一人一人の診療に1時間程度かかってしまうため、診療終了後(平日は19:30~、水・土は12:30~)に1人か、多くて2人しか対応できません。
現時点でも、新規患者さんをお断りしている状況ですが、2か月先までは予約が埋まっております。
一般診療に制限を設けず続けると発達外来を大幅に減らさざるを得なくなってしまいます。
毎日発達外来の診察依頼があるように、困っている患者さんは多く、これ以上発達外来を縮小することはできないと考えます。
そのため、午後の診察においては、一般診療を延長することができない状況です。

また、電話での問い合わせが殺到しております。申し訳ありませんが、初診のコロナウイルス検査希望の患者さんはお断りさせていただいております。
但し、初診でも急を要する患者さん(急なアレルギー症状、呼吸障害など)には可能な限り対応させていただいております。
当院においても例外でなく、スタッフの家族の感染等もあり絶対的なマンパワーも不足しております。
その中で、電話による問い合わせ、予約対応などをスタッフ全員可能な限り対応してくれております。
こういった理由で皆様方には大変ご迷惑をおかけしておりますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。